DNSサーバへのCAAレコード登録方法
DNSサーバへのCAAレコード登録方法
DNSドメイン名所有者はCAAレコードにホスト名と1つ以上の認証局を登録することで、そのホスト名の証明書を発行する認証局を限定し、登録されていないCAは証明書の発行が行えなくなります。何も設定がされていない場合は、どの認証局でも証明書を発行することができます。
CAAレコード登録作業が必要となるお客様
CAAレコードの登録は必ず行わなければならないものではございません。
以下のいずれかに該当する場合に限り、本登録作業が必要となります。
弊社証明書の発行をご希望で、対象のドメインのDNSサーバのCAAレコードに他社認証局のみが登録されている場合
対象のドメインに対して証明書を発行可能なroot認証局をグローバルサインに限定したい場合
※CAAレコードに認証局の指定をしていない場合は、どの認証局からも発行が可能です。
※CAAレコード登録は、アルファSSLのroot認証局であるグローバルサインを登録します。
※本ページでは登録方法の一例をご紹介します。詳しい登録方法に関しましては、お使いのDNSサーバアプリケーションのドキュメント等をご確認ください。
※レンタルサーバなどホスティングサービスをご利用の場合は、ホスティング業者様にご確認ください。
ゾーンファイル設定例
CAAレコードの登録方法は、お使いのDNSサーバアプリケーションの種類やバージョンによって異なります。
下記の表を参考に、ゾーンファイルに設定してください。
※ CAAレコード登録は、アルファSSLのroot認証局であるグローバルサインを登録します。
DNSサーバアプリケーション | エントリー例 |
---|---|
BIND(バージョン9.9.6以降) Knot DNS(バージョン2.2.0以降) NSD(バージョン4.0.1以降) PowerDNS(バージョン4.0.0以降) |
example.com. CAA 0 issue "globalsign.com" |
BIND(バージョン9.9.6未満) NSD(バージョン4.0.1未満) |
example.com. IN TYPE257 \# 21 00056973737565676C6F62616C7369676E2E636F6D |
Google Cloud DNS DNSimple | 0 issue "globalsign.com" |